カレッジマイスタープログラム

授業で学んだ工学の知識と技術を活かして、「リアルな課題」に取り組む。
それが日本工業大学の「カレッジマイスタープログラム」。
ものづくりを通して、工学の複雑な課題を解決する力を育成します。

興味・関心に合わせて参加できる工房スタイルのプロジェクト型科目

マイスターとは、卓越した技術者・職人や親方という意味。
授業で学んだ工学の知識と技術を活かして、本格的なものづくりにチャレンジできるのが「カレッジマイスタープログラム」です。自分の興味・関心に合わせて工房に参加し、教員の専門的なサポートを受けられるのが、このプログラムの特長です。

ここが魅力!

  • 学生の主体性を重視し、教員の指導が受けられる正規科目(卒業要件単位になる)!
  • 充実した設備や機材を自由に使い、興味・関心に合わせた製作ができる!
  • 大会や展覧会に出場し、自分の経験と可能性を広げるチャンス! 

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カレッジマイスターに認定!

プログラムを優秀な成績で修了した学生には、カレッジマイスターの称号を授与します!

機械加工工房

工作機械のミニ旋盤を自作するプログラム。設計図を読み取り、部品の製作・組み立て・調整と、一連の機械加工プロセスを経て、完成させます。設計から製作にいたる生産の流れを一貫して学び、高度な機械加工技術を修得することができます。

充実した機械実工学教育センターの機械に触れられるので、実践的な加工知識と幅広い機械加工の経験を積むことができます。印象的だったのは「組み立て」。自分がつくってきた数々の部品を自らの手で組み立てることで、一人ひとりの個性的な旋盤ができたことが印象深かったです。この工房で技術をもっと磨き、就職にも役立てたいです。

機械工学科3年 坂本 雅和 さん
(仙台市立仙台工業高等学校出身)

機械加工工房

フォーミュラ工房

毎年新しいミニフォーミュラカーを製作し、学生フォーミュラ日本大会に参加します。企画・設計・解析・製作・評価という、ものづくり
の一連のプロセスを学べるだけでなく、チームワークによって目標を達成する喜びも体験できます。

自分たちで一から製作した部品が、一台の車両となり走行する瞬間は最高です。ものづくりの達成感が味わえるとともに、チームで力を合わせることの大切さや技術者としての責任を学べます。また、難易度の高い加工法や高精度な加工機械を使用することで、高い実践力が身につきます。次の大会では総合順位10位内をめざします。

機械工学科2年 片山 航志 さん
(埼玉県私立叡明高等学校出身)

フォーミュラ工房

モノ創りデザイン工房

プロダクトデザインを実践的に学びます。工業製品を作るための企画・アイデア創出・設計・試作に至る制作プロセスはもちろん、その後のプレゼンテーションやプロモーションについても実体験します。デザインコンテストにも積極的に出展しています。

この工房は、自分のつくりたいものに対してクオリティを高められるのが魅力です。つくっては評価、修正の繰り返しでものづくりを進めることでスキルも伸びました。外部のコンペにも応募します。具体的な提案にするために、コンセプトや設計要件を詰める作業は実践的で良い経験になりました。今後は自分の代表作をつくりたいです。

機械工学科3年 伊佐 大毅 さん
(千葉県立柏中央高等学校出身)

モノ創りデザイン工房

知能化モビリティ

目的地まで自動で移動する自律移動ロボットを開発します。回路設計、システム設計、AIなど、機械工学の枠を超えて分野を横断して幅広い技術を学びます。高度なエンジニアリングの楽しさ、チームで仕事をする喜びを体験しましょう。

「つくばチャレンジ」という移動ロボットが自律走行する技術チャレンジにむけて、機体の製作やロボットのプログラミングに取り組んでいます。私は機械工学科の所属ですが、この工房では、授業以外のものづくりを通して、専門外のAIやプログラミングも学ぶことができ、その面白さも体験することができました。今後は他の技術チャレンジにも挑戦していきたいです。

機械工学科2年 角田 敦史 さん
(栃木県立宇都宮工業高等学校出身)

知能化モビリティ

Science Grit( サイエンス・グリット)

目標はずばり「サイエンス・インカレ」での発表と入賞。化学、生物学、植物学などの分野において、学生自らが研究テーマを考え、実験を行い、プレゼンテーションをします。自然科学への好奇心は無限。さあ、サイエンスへチャレンジ!

授業での実験と異なり、学生主体で自分のやりたい実験に取り組めるのが一番の魅力です。分からないことがあれば先生のサポートも受けられ、実験の幅が広がります。また実験の前に、学生同士でディスカッションをするのも新鮮で、実験が上手くいったときは達成感を感じました。他の参加者の発表内容を聞くことも刺激になります。

応用化学科2年 加藤 望 さん
(群馬県立前橋南高等学校出身)

Science Grit( サイエンス・グリット)

ヒューマノイドロボット研究

世界に一台だけのオリジナルのヒューマノイドロボットを開発します。コンピュータを用いた設計から、工作機械を用いたメカの作成、カメラやセンサを用いた制御システム構築、歩行プログラミングまで、人型ロボット開発に必要な幅広い知識・技術を修得できます。

授業では体験することができない、世界に一台だけの複雑なロボット開発に取り組めるのが魅力です。時間をかけて開発したロボットが、二足歩行ロボット競技会で完走したときは、努力が報われ充実感が得られました。授業で学んだ技術も活用するので自分のスキルが向上したと思います。目標は二足歩行ロボット競技会で成果を残すことです。

創造システム工学科3年 菅野 良太 さん
(千葉県立柏の葉高等学校出身)

ヒューマノイドロボット研究

ロボット製作プロジェクト

ロボットコンテストでの優勝を目標に、さまざまな種類のロボットの企画・設計・開発を行います。実際にコンテストに出場することで、ロボットの製作方法だけでなく、チームでの開発における進行管理スキルや協調性も身につけられます。

「NHK学生ロボコン」への出場を目標にロボット製作に取り組んでいます。ロボット製作では、技術はもちろん、ルールに対応する創造力、課題解決力、スケジュール管理など、さまざまな能力が試されます。チームでその困難を乗り越えて、ロボットを完成させたときは大きな達成感がありました。今年は大会でベスト16位が目標です。

創造システム工学科3年 安藤 真輝 さん
(埼玉県立草加西高等学校出身)

フィジカルコンピューティング工房

動画や音声、CG技術、光や重力を感知するセンサなどを組み合わせて、人の動き、形、声に反応してさまざまに変化する作品を制作します。学外のコンテストにも挑戦します。プログラミングの経験とコンピュータを使ったものづくりへの意欲を持つ学生が対象です。

作品を完成させることだけが目的ではなく、専門分野の先生からアドバイスをいただいて専門性が高い制作ができることが魅力です。私は特別支援学校の筋ジストロフィー症を抱える生徒さんが簡単に操作できるカメラモジュールアプリを開発しています。研究室に所属してからもこの工房で得た知識や経験をさらに高めたいと考えています。

情報メディア工学科2年 佐藤 雄太 さん
(茨城県立勝田高等学校出身)

フィジカルコンピューティング工房

木造建築工房

市民農園の休憩所、移動式売店など小規模建築を企画・設計・施工するプログラムです。NPO団体等との協働により、地域のニーズにあった建設プロジェクトを実施します。建設の実践的な知識・技術を修得し、チームでプロジェクトを運営する力も身につけます。

建築物をつくるという実際の施工を最初から最後まで体験できます。建築現場では分業されて経験できない作業も、教員の助言を受けつつ学生間で話し合いながら進めます。学外の協働者との話し合いや課題の共有で現実的要求を知ることができ、自主性も育まれました。社会に出てから役立つ貴重な経験ができていると感じます。

建築学科2年 中村 千春 さん
(長野県上田千曲高等学校出身)

木造建築工房

物理体感工房

ものづくりを行う過程で物理を体感的に学びます。機械、電気、木工工作など分野を問わない自由なテーマを自分で選択し、科学を楽しみながら作品として具現化していきます。座学だけでは得られない一歩踏み込んだ知識と技術が修得できます。

自分で自由に好きなテーマを決めて製作に取り組めるのが一番の魅力です。私は、モータに関する実験や研究に興味を持っています。1年生から自分の興味を掘り下げて追究でき、関連する分野についても広く学ぶことができました。また、この工房は全学科対象なので、先生や他の学科の学生と交流もでき、人間関係も広がりました。

電気電子通信工学科2年 張ヶ谷 勇輝 さん
(千葉県立柏の葉高等学校出身)

物理体感工房

※学年は2020年3月時点のものです。