建築デザイン学専攻の根井勇太さんが「2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会 環境工学委員会 若手優秀発表賞」を受賞
建築デザイン学専攻博士前期課程2年(三坂研究室)の根井勇太さんが11月11日、一般社団法人日本建築学会 環境工学本委員会の2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会において、「2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会 環境工学委員会 若手優秀発表賞」を受賞しました。
受賞研究タイトルは「平均ばく露WBGTの導入による適切な熱中症予防の検討」。夏季における建設作業所などの屋外での労働や運動部を中心とした学校の部活動において、熱中症リスクを十分に考慮した上で作業・活動が可能となる機会を確保する目的で、「平均ばく露WBGT」という概念を提案し、その有効性について検討しました。
気候変動やヒートアイランド現象により、今後も気温上昇が懸念される中で、屋外での労働環境や教育現場における部活動の管理において広く展開され、暑熱環境に適応して活動機会を確保するための新たな指標となることが期待されます。
根井さんの今後の活躍を期待しております。
【参考】
◆2021年度 日本建築学会大会(東海)学術講演会‐AIJ
http://news-sv.aij.or.jp/kankyo/s0/
◆研究室紹介(建築環境工学研究室・三坂育正教授)
https://www.nit.ac.jp/department/architecture/lab/lab2/environmental_engineering