電子情報メディア工学専攻(平栗研究室)の学生が革新的無線通信技術に関する横断型研究会MIKA2022において「最優秀ポスター賞」「ポスター賞」を受賞
10月12日~15日に200名近い参加者が集う大規模な研究会として、電子情報通信学会・革新的無線通信技術に関する横断型研究会MIKA2022が新潟市民プラザにて開催されました。その研究会のポスターセッションの若手部門において、電子情報メディア工学専攻 平栗研究室に所属する学生3名が「最優秀ポスター賞」「ポスター賞」をそれぞれ受賞しました。  受賞者名および受賞研究詳細については以下の通りです。
◆最優秀ポスター賞◆ 
【受賞者名】 
 電子情報メディア工学専攻 博士前期課程2年 黒澤達也さん 
【受賞研究名】
 受粉システムにおけるエピデミック通信最適化の一検討 
【研究内容】 
 超小型ドローンによるトマトの花の受粉を想定した通信方式の提案について評価を受けました。 
当該研究室で研究開発を進めている国プロの生研支援センター(農林水産省)「イノベーション創出強化研究推進事業」(JPJ007097)における研究成果の一部として発表しました。
【受賞者名】
 電子情報メディア工学専攻 博士前期課程1年 平田翔さん 
【受賞研究名】 
 通信品質を考慮したハンドオーバ時のチャネルスキャン方式の評価 
【研究内容】
5Gの次の通信方式であるBeyond 5G/6Gの技術として、空中で飛行するドローンが接続先をシームレスに切り替える手法について評価を受けました。  当該研究室で取り組む国プロの総務省SCOPE(受付番号JP215004001)における研究成果の一部として発表しました。
 これらの受賞は、各省庁から委託された研究開発の成果としても評価されたことになり、大変喜ばしいことです。
◆ポスター賞◆ 
【受賞者名】 
 電子情報メディア工学専攻 博士前期課程1年 畑知華代さん 
【受賞研究名】
ドローン中継通信のための指向性ビームアンテナの研究 
【研究内容】
研究室の継続した研究テーマの一つであるドローンメッシュネットワークの研究において、飛行するドローンの風などの揺れによる通信速度の影響を想定したドローン搭載用の新しいアンテナ構成を考案しました。
今後、我々が計画している災害用のネットワークの発展などに大いに期待できる研究開発の成果として評価されました。
※写真…名古屋工業大学 菊間信良教授(MIKA 会長)と撮影    受賞に際し指導にあたった平栗教授は、「これらの研究成果に対する学生の受賞は、大変喜ばしいもので、我々が精力的に取り組んでいる各プロジェクトに対するモチベーションにも大いにつながると考えています。
大学院生たちのこれまでの研究の取り組みに感謝するとともに、本受賞によって、今後もますます研究開発の面白さを知ってもらう良い機会となったと考えます。」とコメントしています。    黒澤さん、平田さん、畑さんの今後の活躍を期待しています。 
 【参考】 
◆革新的無線通信技術に関する横断型研究会  MIKA 
     http://mika-wc.org/
◆MIKA  2022 
 https://mika-wc.org/2022/https://mika-wc.org/2022/ 
 ◆MIKA  2022
各賞  https://mika-wc.org/2022/awards/ 
 ◆研究室紹介(無線伝送メディア研究室・平栗健史教授) 
 https://www.nit.ac.jp/department/electronic/lab/lab2/transmission_media
 
						 
						 
						