高校生のためのカードゲームを使ったお金の授業「Money Poker」を情報メディア工学科の学生がシステム化
情報メディア工学科の授業「メディアデザインプロジェクトⅢ・Ⅳ」において、本学の学生が、企業から依頼を受けシステムの企画、設計、開発に取り組みました。
今回依頼があった「合同会社FPal」は、高校、大学や企業などにお金やビジネスに関する研修を提供している企業で、お金の教育を目的とした対面式体験型カードゲーム「Money Poker」を開発しています。最近は感染対策を行ったうえで対面実施が増えてきましたが、それでもGIGAスクール構想や遠方の学校での実施などの理由から、オンライン化を求める声が多くありました。そこで、共に「かすかべSDGsパートナーズ」のメンバーという縁で今回の連携につながり、本学の学生が「Money Poker」のオンライン化に向けて開発を行いました。
システム開発に取り組んだのは、情報メディア工学科の3年生12名です。3つのチームに分かれ、メンバーそれぞれ役割分担し、開発に取り組みました。情報共有やミーティングを重ね、試行錯誤を繰り返すことで、チーム独自の内容・デザインのシステムを開発しました。7月のコンセプト報告、12月の中間報告を経て、1月に最終報告会が行われ、最優秀賞チームが決定しました。
学生たちにとっても良い経験となり、貴重な機会となりました。この取り組みは今後も継続し、次年度は実際に運用して出てきた問題点を改良していく予定です。
【参考】
◆合同会社FPalホームページ お金の授業「Money Poker」のオンライン化 日本工業大学の3年生達が作った最優秀システムがついに発表!!
https://fpal.jp/money-poker-online/
◆合同会社FPalプレスリリース カードゲームを使ったお金の授業「Money Poker」のオンライン化が実現
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000068538.html