ロボティクス学科の大久保翔馬さんが自動車技術会 関東支部 学術研究講演会「ベスト・ペーパー賞」を受賞
ロボティクス学科4年(鈴木研究室)の大久保翔馬さんが3月9日、自動車技術会 関東支部 学術研究講演会において「ベスト・ペーパー賞」を受賞しました。受賞研究名は「ドライバモデルパラメータのオンライン推定に基づく潜在的な運転行動の異状検知」です。
本研究では、カメラや生体信号など、直接的にドライバの状態を計測せずとも、自動車の加速度の計測のみでドライバの潜在的な異状を検知する新しい試みを行いました。カメラや生体信号計測はドライバに対する侵襲性の課題がある中で、提案手法はその問題を克服し、ドライバ自身も認識していない潜在的な異状の推定が期待できるとして評価されました。
ドライバ自身も気づかない潜在的な異状を明らかにすることで、交通事故を早い段階で未然に防ぐ技術開発への貢献が期待できます。
大久保さんの今後の活躍に期待しています。
【参考】
◆自動車技術会 関東支部
https://www.jsae.net/kanto/