電子情報メディア工学専攻 関口雄太さんと加藤利康准教授がIoT-AI国際会議において「最優秀論文賞」を受賞
電子情報メディア工学専攻2年 関口雄太さん(加藤研究室)と加藤利康准教授が、7月4日、国際学術研究産業協会 第1回IoT-AI国際会議においてそれぞれ「最優秀論文賞」を受賞しました。
最優秀論文賞
【受賞者名】 情報メディア工学科 加藤利康 准教授
【受賞論文名】 フィジカルコンピューティングを活用したAI学習教材の開発
【研究内容】 手で触れて体験しながら機械学習を学べる教材を製作しました。実際にコンピュータが学習した状態と学習していないときの状態を体感的に学べるところが評価されました。 今後、AIに出来ることと出来ないこと、得意なことと不得意なことが理解できる教材となっているため、AIについて深く理解できる学習効果が期待されます。
【コメント】 学修において手を動かすことの大切さ、そしてAIの理解を深める教材の研究が評価されたことを大変嬉しく思います。社会にAIが浸透していくなかで、AIの特徴を理解した人材の育成に貢献していきます。
【受賞者名】 電子情報メディア工学専攻 2年 関口雄太 さん
【受賞論文名】 UAVを用いた災害時のための避難支援システムの開発
【研究内容】 避難所への安全な誘導を目的としたシステムを評価するため、シミュレータを開発して効果を検証しました。視覚的に理解しやすいシミュレータが専門外の人々の評価を可能にし、システムの検証に貢献できるとして評価されました。今後、通信インフラの麻痺が懸念される地域にこの避難支援システムを用いることで、災害の情報をより早く入手し、安全な避難を手助けできると期待されます。
【コメント】 この度、IoT-AIに投稿した論文が表彰されたことを大変光栄に思います。指導していただきました加藤准教授をはじめ、学内外の先生方に深く感謝申し上げます。また、学術的な貢献と社会への貢献の両面で、さらなる成果を目指して邁進してまいります。
【参考】
◆国際学術研究産業協会
https://www.iaria.org/
◆研究室紹介(学習分析研究室・加藤利康 准教授)
https://www.nit.ac.jp/department/media/lab/learning_analytics