建築デザイン学専攻の学生が2021年度日本建築学会大会学術講演木質構造部門において「若手優秀発表賞」を受賞
建築デザイン学専攻博士前期課程2年の山﨑歩さん、同1年の小菅結愛さん(共に那須研究室)が、12月13日に2021年度日本建築学会大会学術講演木質構造部門の若手優秀発表賞を受賞しました。
山﨑さんの受賞題目は「スウェーデン式枠組壁工法における摩擦系制振壁の開発」で、繰り返し発生する地震に対しシアリンク式摩擦ダンパーを用いた制振壁で建物ダメージの蓄積を防ごうという取り組みです。
一方、小菅さんの受賞題目は「枠組壁工法における壁パネル相互の接合方法に関する研究」で、木造の高層化に伴う耐力壁の高強度化と施工の複雑化に対し、安全性を確保しつつ施工を合理化した接合方法を開発したものです。
これらの研究は、地球環境にやさしい木造建築の構造安全性を更に高め、住み続けられるまちづくりを目標とする内容で、正に本学が目指すSDGsの方向性を表す具体例のひとつといえます。
山﨑さん、小菅さんの今後の活躍を期待しています。
【参考】
◆日本建築学会 木質構造運営委員会(外部サイト)
http://news-sv.aij.or.jp/kouzou/s35/
◆研究室紹介(木質構造研究室・那須 秀行 教授)
https://www.nit.ac.jp/department/architecture/lab/lab2/wood