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電子情報メディア工学専攻の学生が電子情報通信学会コミュニケーションシステム研究会において「学生セッション優秀発表賞」を受賞

活躍する学生たち 2022.09.23

電子情報メディア工学専攻 博士前期課程1年(平栗研究室)の遠藤啓太さん、平田翔さんが7月15日、電気情報通信学会コミュニケーションシステム研究会の「学生セッション優秀発表賞」を受賞しました。この賞は、コミュニケーションシステム分野における学生の積極的な発表を促すことを目的として、本研究会における学生セッションにおいて優れた研究発表を行った学生を表彰するものです。

遠藤さんの受賞論文題目は「圃場画像を用いたナシの花の受粉経路推定法に関する検討」。ドローンでナシの圃場全体を空撮、AIの画像解析によりナシの木を検出することで、ナシの花に花粉を噴霧し受粉する自律飛行のドローンを検討し、スマート農業のAI化とドローンが人に代わり農作業を行う実現性が評価されました。今後は、検出結果から、ドローンが飛行する最適経路の研究に取り掛かる予定です。

平田さんの受賞論文題目は「ドローンのネットワークにおけるハンドオーバー時のチャネルスキャン方式の提案 」。無線局となるドローンが空中で移動しながら通信相手を切替えて通信を行う新しい仕組みのシステムについて検討しています。リアルタイム性が要求されるアプリケーションにおいても通信品質が低下しない手法について提案し、空中での新しいネットワークの実現と、ドローンを無線局として使うことによって生じるこれまでにない課題解決の着手について評価されました。

受賞に際し遠藤さん、平田さんは「学生セッション優秀発表賞という名誉ある賞を頂き大変嬉しく思います。今後もより一層研究に励み、多くの研究成果を発表できるように精進して参ります。」とコメントしています。

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