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機械システム工学専攻の杉本里駆さんらが精密測定技術振興財団「品質工学賞発表賞」を受賞

活躍する学生たち 2022.10.04

機械システム工学専攻博士前期課程2年 杉本里駆さん(二ノ宮進一研究室)の発表した研究が、2022年精密測定技術振興財団「品質工学賞発表賞銀賞」を受賞し、9月にトロフィーが授与されました。2022年6月にオンライン開催(6月23日~24日)された品質工学研究発表大会で発表した研究が高く評価されました。 受賞研究名は「機能窓法によるロータリ切削工具の機上回転放電成形条件の最適化」です。 連名者:杉本里駆、二ノ宮進一、山田庸二(日本工業大学)、岩井学(富山県立大学)

多結晶ダイヤモンド焼結体(PCD)を固定電極として、回転する超硬丸棒の端面部を効率良く放電成形する超音波回転放電加工技術を提案しています。機能窓法と呼ばれる手法を応用したパラメータ設計を行い、放電条件や超音波振動および回転運動などの各因子の寄与率を明らかにするとともに、放電除去能率を最大にして、PCD電極の消耗を最小にできる成形条件の導出に成功しました。

受賞に際し杉本さんは「研究発表会最終日の表彰式で自分たちの研究が選ばれた時に大変驚きました。二ノ宮教授、博士課程の山田様、共同研究先の岩井学教授のご指導に大変感謝します。」と述べています。

 杉本さんの今後の活躍を期待しています。

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