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建築デザイン学専攻の舘洞遼人さんが第21回JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展2023「優秀賞」を受賞

活躍する学生たち 2023.04.04

3月15日、建築デザイン学専攻博士前期課程2年(竹内研究室)の舘洞遼人さんが、第21回JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展2023において「優秀賞」を受賞しました。 受賞作品名は「宮古港ツーリズム 防潮堤と共に暮らす漁師町の再生」です。

 本設計は、東日本大震災の被害を受け宮古港に建設された巨大防潮堤にツーリストルートとしての役割を加えることで、漁師町の新たなかたちを提案したものです。防潮堤によって、海への眺望や漁港の生業と暮らしが隔てられてしまった状況に対し、木製ユニットによるツーリストルートや漁師小屋などを取り込むことで漁港の生業を可視化させています。
防潮堤に観光と生業という新たな一面をつくるだけでなく、他にも様々な展開が期待できるとして評価されました。また、巨大防潮堤の建設によって失われた海辺の景観に対し、新たな海辺の景観の形成が期待できます。

 舘洞さんは今回の受賞に際し、「今回の計画を修士設計のままで終わらせないためのアドバスを審査員の先生方から頂いたので、今後とも頑張って行きたいと思います。」と述べています。 舘洞さんの今後の活躍に期待しています。

【参考】
◆日本建築家協会 関東甲信越支部
https://www.jia-kanto.org/
◆第21回JIA関東甲信越支部 大学院修士設計展2023 最終審査結果
https://www.jia-kanto.org/kanto/activity_event/competition/9843.html
◆竹内宏俊 准教授 建築設計・計画研究室
https://www.nit.ac.jp/department/architecture/lab/lab1/planning

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