2023年度日本建築学会大会 学術講演木質構造部門で「若手優秀発表賞」を受賞
建築デザイン学専攻博士前期課程1年の水野聖巴さん、同2年の松本昂大さん(共に那須研究室)が、10月31日に2023年度日本建築学会大会学術講演木質構造部門の若手優秀発表賞を受賞しました。
水野さんの受賞題目は「枠組壁工法における壁パネル相互の接合方法に関する研究 その4:高耐力壁における突合せ仕様の開発」で、木造の高層化に伴う耐力壁の高強度化を実現しつつ、施工面でもより安全かつ合理的な接合方法を開発したものです。
松本さんの受賞題目は「木造耐力壁における接合具の種類混用による影響:釘とビスの特性を活かした耐力壁の開発」で、木造耐力壁の合板接合に釘とビスを併用する事でそれぞれの相乗効果を引き出す配置及び割合を求めた研究です。
これらの研究は、地球環境にやさしい木造建築の構造安全性を更に高め、住み続けられるまちづくりを目標とする内容で、本学が目指すSDGsの方向性を表す具体例のひとつといえます。
水野さん、松本さんの今後の活躍を期待しています。
【参考】
◆日本建築学会木質構造運営委員会
http://news-sv.aij.or.jp/kouzou/s35/kekka2023.html
◆木質構造研究室 (facebook)
https://www.facebook.com/profile.php?id=100057701250288
◆研究室紹介(木質構造研究室・那須 秀行 教授)
https://www.nit.ac.jp/department/architecture/lab/lab2/wood