ロボティクス学科の学生が日本知能情報ファジィ学会 知的システム研究会にて「優秀発表賞」を受賞
ロボティクス学科4年(大久保研究室)木串力隆さん【茨城県立つくば工科高等学校(現:茨城県立つくばサイエンス高等学校)出身】が7月6日、日本知能情報ファジィ学会 知的制御研究部会 第85回知的システム研究会において「優秀発表賞」を受賞しました。受賞研究名は「歩行リハビリテーション用パートナーロボットの開発」です。
歩行リハビリテーションで「リハビリテーションが楽しくない」などと言った理由からリハビリテーション意欲の低下が課題となっています。これに対して、パートナーロボットが前方を誘導して共に移動することで道筋を案内する、歩行リハビリテーション用パートナーロボットを開発しました。このロボットによって、ペットとの散歩のような感覚を提供することで、リハビリテーションのモチベーション向上につながりました。この研究に対して、論文原稿、プレゼンテーション、質疑応答が評価されました。
今後、高齢者の体力回復や病気回復期など、歩行リハビリテーションが必要な状況で、このパートナーロボットを使用することで、モチベーション向上につながり、よりよく生きるQOLの向上につながることが期待されます。
受賞に際し木串さんは「ご指導してくださった大久保准教授に深く感謝申し上げます。今回の受賞を励みにし、今後も人の生活を豊かにするロボット作りを目指して研究活動を続けます。」と述べています。
【参考】
◆日本知能情報ファジィ学会 知的制御研究部会
https://www.fuzzy.k.hosei.ac.jp/
◆研究室紹介(知能システムデザイン研究室 大久保友幸 准教授)
https://www.nit.ac.jp/department/robotics/lab/lab2/intelligent_system