環境共生システム学専攻1年の中路さんが高分子学会北関東地区講演会の優秀ポスター発表賞を受賞
環境共生システム学専攻1年(新倉研究室)の中路千咲さんが8月27日、高分子学会関東支部の優秀ポスター発表賞を受賞しました。受賞論文名は「アザクラウンエーテル-タンニン酸複合体への薬物内包に及ぼす2価イオンの効果」。
本研究では、薬剤輸送のための粒子を簡便につくることに成功しました。従来のような化学合成した高分子を使わず、低分子と植物由来の天然材料を用いた点、それをわかりやすくポスターで説明できた点が高く評価されました。 将来的に、環境負荷が少ない材料を用いながらも、生体内で副反応を起こさない薬剤輸送体やワクチンの開発につながると期待されています。
■高分子学会関東支部
https://spsj.or.jp/branch/kanto/category/地区活動/saitama/
■応用化学科 新倉研究室
https://www.nit.ac.jp/department/chemistry/lab/lab3/nanoparticles