機械システム工学専攻の木島竜さんが砥粒加工学会の優秀講演賞を受賞
機械システム工学専攻博士前期課程1年(精密加工研究室)の木島竜さんが11月1日、 砥粒加工学会の優秀講演賞を受賞しました。受賞論文は「旋盤加工における切りくず制御に関する基礎的研究」。
旋盤は材料を回転させて削り取る加工を行いますが、削り取った切りくずが機械の中に溜まることでエラーが発生します。本研究ではこの問題を解決するため、切りくずを運転に差し支えない箇所まで誘導する方法を提案。切りくずの制御によってエラーを低減させることが工場のオートメーション化に大きく貢献し、産業界の様々な分野において生産性の向上につながると高く評価されました。
受賞に際し木島さんは「私自身初めての学会講演で、このような賞を受賞でき大変嬉しく思っています。今後は学会で討論した研究課題の解決に向けて全力を尽くしたい」とコメントしています。