第21回卒業設計コンクールにおいて「埼玉県知事賞」を受賞
生活環境デザイン学科を2020年度に卒業した神谷政光さん(足立研究室)が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、埼玉建築設計監理協会主催の第21回卒業設計コンクールで最高賞の「埼玉県知事賞」を受賞しました。神谷さんの作品は「ヒトダマリ 調整池を活用した立体公園」と題して、三郷市に水害対策として多くつくられている調整池に着目し、その人工的な地形を日常的に楽しむ立体公園となるような建築の提案を行ったものです。2021年の卒業設計コンクールは、事前に提出した図面にて一次審査が行われたのち、2021年6月28日(日)にオンラインによる公開でプレゼンテーションと二次審査が行われました。防災施設として重要な役割を担いながらも、平常時には街に大きな空白をつくり出している調整池を、魅力的な公共空間として活用する神谷さんの設計は、埼玉県内の地域の課題に取り組み、これからの新しいまちのあり方を積極的に提案する卒業設計として最も高く評価されました。