情報処理学会主催 第83回全国大会において「学生奨励賞」を受賞
2021年3月18日~20日にかけてオンラインで開催された情報処理学会主催の第83回全国大会において、機械システム工学専攻博士前期課程2年(田村研究室)の伊東和輝さんが学生奨励賞を受賞しました。全国大会とは、最新の学術・技術の動向や情報に関して、新たな研究成果やアイデア発表を通じて意見交換や交流を行うものです。学生奨励賞は、学生セッションで発表された中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈されます。伊東さんの受賞講演名は「不特定多数の使用者を対象としたsEMGによる多クラスのハンドジェスチャ識別手法」です。腕の筋電位情報に対して深層学習を活用することで、ハンドジェスチャの識別精度向上に成功し、従来にないデータ拡張手法により、不特定多数の使用者にも適応することを可能としました。その結果、本システムを利用する際には事前計測無しにハンドジェスチャの利用が可能となり、高い判別精度を実現した点が高く評価されました。