活躍する学生たち

活躍する学生たち

日本工大の学生は、産学連携や地域貢献、ビジネスコンテストなど多様な学びの機会を活かして学内外で活躍しています。
学んだ知識を武器に挑戦し、自ら世界を広げる学生たちは多方面で評価されています。

2021年度「砥粒加工学会優秀講演賞」を受賞

2021年11月1日、機械システム工学専攻博士前期課程2年 大林翔さん(二ノ宮進一研究室所属)が、砥粒加工学会優秀講演賞を受賞し、表彰状と記念品が授与されました。2021年9月にオンライン開催(9月1日~3日)された砥粒加工学会学術講演会で発表した研究が評価されました。受賞研究名は「超音波ヘリカルスキャン研削による小径軸付砥石の砥粒軌跡制御に関する研究 第2報:3D モデルによる研削痕の推定 連名者:大林翔、山田庸二、石川光祐、二ノ宮進一(日本工業大学)、岩井学(富山県立大学)」。狭小壁面の仕上げ研削に小径軸付砥石を用いる場合、作用砥粒数が著しく少ないので良好な加工面性状を得ることが難しいという課題に対して、砥石回転軸を傾斜させて超音波振動を複合させることで砥粒軌跡を制御する新しい技術を提案しています。大林さんの講演発表では、3次元CADのブーリアン演算を活用した研削痕の推定法を検討し、本研削法の有効性を明らかにするとともに、実際の研削結果と一致することを示しました。

電気学会 電子・情報・システム部門大会において「優秀ポスター賞」を受賞

2021年9月15~17日、電子情報メディア工学専攻博士前期課程2年の大高盛司さん(木許研究室所属 写真右)、同1年 の安岡一晟さん(同 写真左)が、富山県立大学で(オンライン)開催された2021年電気学会 電子・情報・システム部門大会で「優秀ポスター賞」を受賞しました。それぞれの受賞テーマは、大高さんが「パラメトリックスピーカを用いたマルチチャネルANCシステム」、安岡さんが「インパルスノイズの混入に対してロバストな適応アルゴリズムに関する研究」です。大高さんの研究では、騒音を同振幅かつ逆位相の疑似騒音により抑制するアクティブノイズコントローラ(ANC)において、指向性の極めて高いパラメトリックスピーカを応用した多チャネルシステムを提案しており、ANCシステム特有の問題である消音制御点以外での騒音増大の抑制を実現しています。また、安岡さんの研究では、エコー・ノイズキャンセラの動作の妨げとなるインパルスノイズの混入に対して、出力誤差の分散値に基づく評価関数を導入した新たな適応アルゴリズムを提案し、収束傾向に応じて分散値を適応的に可変させる仕組みにより収束性能の向上を実現しています。研究成果とともに両名のプレゼンテーションや質疑応答の分かりやすさが高く評価されました。

The 14th MIRAI conference on Microfabrication and Green Technologyにおいて「最優秀論文賞」を受賞

2021年8月6日、機械システム工学専攻博士後期課程2年(飯塚完司研究室所属)の大島龍司さんが、Manufacturing Institute for Research on Advanced Initiativesが開催したThe 14th MIRAI conference on Microfabrication and Green Technologyにおいて最優秀論文賞を受賞しました。受賞論文名は「Synthesis and Characterization of Diamond Abrasive Grains Containing Boron Compounds(硼素化合物含有ダイヤモンドの合成と評価)」です。本研究は長岡技術科学大学との共同研究です。ダイヤモンド合成時に、硼素またはその化合物を添加することで、硼素化合物含有ダイヤモンドの合成に成功し、このダイヤモンドの研磨材料特性、結晶特性を明らかにしました。従来のダイヤモンドに比して耐熱特性が、約300℃向上し1000℃の高温下でもほとんど酸化されないことを明らかにし、次世代の新しいダイヤモンドとしての可能性が評価されました。今回の研究を研削研磨加工用砥粒に応用することで、革新的なダイヤモンド研磨材が実現し、次世代の工業用ダイヤモンド砥粒として、多方面での実用が期待されます。

日本建築学会主催 学生サマーセミナー2021において「優秀賞」を受賞

2021年7月17日、建築学科建築コース4年生(箕輪研究室)のチーム(斎藤大樹さん、張替創太さん、永崎優一さん、山口力さん)が、日本建築学会の「学生サマーセミナー2021」で優秀賞を受賞しました。本セミナーは作品制作を通じてモノづくりの楽しさ、面白さを体感することを目的としています。2021年のテーマは「集積あるいは変化するストラクチュラル・アート」。複数の立体物の組み合わせによって空間・形態・構造を融合させる芸術作品を募りました。受賞作品名は「unity」です。ユニット折り紙を参考に、1つのユニットを複数組み合わせることで様々な形状をした構造体を作成可能とする提案であり、小さなカタチから大きな空間構造まで誰もがものづくりを楽しめることをコンセプトとした作品です。
※(写真は左から)張替創太さん・永崎優一さん・斎藤大樹さん・山口力さん

電子情報通信学会コミュニケーションシステム研究会において「学生セッション優秀発表賞」を受賞

2021年7月16日、電気電子通信工学科4年(平栗研究室)の杉山巧実さんが、電子情報通信学会コミュニケーションシステム研究会の「学生セッション優秀発表賞」を受賞しました。この賞は22名の学生の発表から2名の優秀な発表が選出されるものです。杉山さんの受賞論文名は「ドローンを用いた大規模メッシュネットワーク構成方法の検討」です。平栗研究室では、ドローンが無線中継局となり空中に大規模な通信ネットワークを構築する研究プロジェクトを進めています。このドローン通信の研究ではいくつかの研究課題が挙げられており、そのひとつに、これまで地上で使われていた通信技術が空中で使われることによる空中通信ならではの問題があります。空中には地上のような建物や障害物がないため、想像以上に電波が広がり、通信できるエリアが広がる半面、想定外の電波干渉が生じます。本研究発表では、この問題を解決するための方法を提案しました。その方法は、計算上だけの設計だけでなく、実際にドローンを飛行させて通信することを見据えた技術であることから、実現性において高く評価されました。

学生CGトライアルにおいて優秀賞第1位を受賞

2021年7月9日、情報メディア工学科3年の佐藤駿平さんが、CG WORLD主催の学生CGトライアル「WHO'S NEXT?」で優秀賞第1位を受賞しました。テーマは「3DCGを用いた静止画作品」で、佐藤さんの作品は過去最高の185点の作品応募の中から第1位に選ばれました。審査は国内外のアーティスト24名によって行われました。受賞作品名は「クリーニング」です。射撃競技者の作業場をコンセプトに制作された作品です。ストーリー性のあるCGを目指して、作品内の主人公の人柄を連想させる道具や絵を取り入れて制作されました。その結果、作業場の空気感やその人の人柄が想像できる背景となり、リアリティが増していると評価されました。また、CGの構図、テクスチャ、道具の作りこみ等も非常に丁寧で、作品全体のクオリティも高く評価されたため、今回の受賞につながりました。
※(写真)受賞作品「クリーニング」

第21回卒業設計コンクールにおいて「埼玉県知事賞」を受賞

生活環境デザイン学科を2020年度に卒業した神谷政光さん(足立研究室)が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、埼玉建築設計監理協会主催の第21回卒業設計コンクールで最高賞の「埼玉県知事賞」を受賞しました。神谷さんの作品は「ヒトダマリ 調整池を活用した立体公園」と題して、三郷市に水害対策として多くつくられている調整池に着目し、その人工的な地形を日常的に楽しむ立体公園となるような建築の提案を行ったものです。2021年の卒業設計コンクールは、事前に提出した図面にて一次審査が行われたのち、2021年6月28日(日)にオンラインによる公開でプレゼンテーションと二次審査が行われました。防災施設として重要な役割を担いながらも、平常時には街に大きな空白をつくり出している調整池を、魅力的な公共空間として活用する神谷さんの設計は、埼玉県内の地域の課題に取り組み、これからの新しいまちのあり方を積極的に提案する卒業設計として最も高く評価されました。

JIA(日本建築家協会)埼玉の「最優秀賞」を受賞

生活環境デザイン学科を2020年度卒業した牧野なな子さん(勝木研究室)が在学中に取り組んだ卒業設計の作品が、JIA(日本建築家協会)埼玉の「最優秀賞」を受賞しました。プレゼンテーションと審査は2021年5月21日(金)にオンラインで実施され、最優秀賞に選ばれた牧野さんの作品は、6月19日(土)に行われた「JIA全国学生卒業設計コンクール2021」に地区代表として出展されました。牧野さんの作品は「つながるバス停 −地域を映す寄り処−」と題して、日常的に利用されるバス停と一体化した「地域の居場所」を提案したものです。地元である浜松市において、同じ路線上の5つのバス停をとりあげ、それぞれの周辺環境や住民の活動を丁寧に汲み取った空間と設えのデザインを行っており、バスを待つ時間をワクワクするような魅力的なものに変えるとともに、多世代を含む地域住民相互に自然な関わり合いを与えるであろうと、高く評価されました。

学生フォーミュラ日本大会2019

ACジャパン広告学生賞において「奨励賞」を受賞

2021年第17回ACジャパン広告学生賞において、本学先進工学部情報メディア工学科3年生(作品応募時は2年生)のチーム(中村歩夢さん、藤田弥希也さん、野澤俊介さん、野田航希さん)が「テレビCM部門」で「奨励賞」を受賞しました。受賞作品名は「禁断の果実」です。選挙をテーマにした30秒のCM動画作品となっています。このCM作品は、授業「映像製作実習」の課題として作った物です。この作品の主人公はリンゴが大好物でいつもリンゴを食べています。ある日、友人から選挙に誘われますが、興味がないと断ります。その後、気付かぬうちにリンゴ禁止令という法令が施行され、彼は二度と大好きなリンゴを口にすることが出来なくなってしまった…といったストーリーになっています。
※(写真)藤田弥希也さん(左上)/野澤俊介さん(右上)/野田航希さん(左下)/中村歩夢さん(右下)

情報処理学会主催 第83回全国大会において「学生奨励賞」を受賞

2021年3月18日~20日にかけてオンラインで開催された情報処理学会主催の第83回全国大会において、機械システム工学専攻博士前期課程2年(田村研究室)の伊東和輝さんが学生奨励賞を受賞しました。全国大会とは、最新の学術・技術の動向や情報に関して、新たな研究成果やアイデア発表を通じて意見交換や交流を行うものです。学生奨励賞は、学生セッションで発表された中から座長裁量で優秀な発表に対して贈呈されます。伊東さんの受賞講演名は「不特定多数の使用者を対象としたsEMGによる多クラスのハンドジェスチャ識別手法」です。腕の筋電位情報に対して深層学習を活用することで、ハンドジェスチャの識別精度向上に成功し、従来にないデータ拡張手法により、不特定多数の使用者にも適応することを可能としました。その結果、本システムを利用する際には事前計測無しにハンドジェスチャの利用が可能となり、高い判別精度を実現した点が高く評価されました。

「2021年品質工学会学生賞」を受賞

2021年3月24日、機械システム工学専攻博士前期課程2年の舟山善貴さん(二ノ宮進一研究室所属)の研究が2021年品質工学会学生賞を受賞し、表彰状と記念品が授与されました。受賞研究名は「MT法(マハラノビス・タグチ法)による音声および打音の判定技術に関する研究」です。音にかかわる良否判定は、生産現場で多用されていますが、正解か否かの妥当性のエビデンスを得ることが難しく、作業者の経験に依存しています。舟山さんは、音声の話者認識と打音検査の2つのテーマについて、MT法とよばれる多変量解析を応用した判定の閾値の明確化に取り組みました。音の解析に一般的に用いられるFFT解析では自動判定することが困難な事象に対して、人間の聴覚心理に基づく音波形振動解析等を活用し正常時波形を振動数帯域毎に分割してパターン化することで、任意の周波数帯域の経時変化に対応できる評価法を提案しました。これまで人間の感覚に依存していた官能的評価を数値化できることを示しています。